オンライン英会話を始める際に気になることをまとめました。
オンライン英会話を始める際に気になることをまとめました。
オンライン英会話を始めるにあたり、恐らく最初に立ちはだかる壁が「恥ずかしさ」。恥ずかしさの感じ方には個人差がありますが、特に英語初心者はオンライン英会話を受講することに強く恥ずかしさを感じるようです。英会話の練習を恥ずかしいと感じる方は、いったい何に恥ずかしさを感じているのでしょう?主な3点を見ていきます。
オンライン英会話をスタートさせたばかりの多くの方は、英語を間違えてしまうことに恥ずかしさを感じているようです。中学や高校での英語の時間、先生にあてられて間違った答えを言ったとき、なんだか恥ずかしさを感じますが、オンライン英会話でも、それに近い感覚がよみがえるのかもしれません。
古今東西、間違えることへの恥ずかしさは誰しもが持つ感覚かもしれませんが、とりわけシャイな国民性を持つ日本人は、特に間違えることへ強い恥ずかしさを感じると思われます。「恥ずかしさを捨てろ」とシンプルに言われても、なかなか捨てられるものではありません。
意外かもしれませんが、オンライン英会話を恥ずかしいと思う理由として、家族に英語を聞かれるのが恥ずかしいという声も多く見られます。このタイプの方は、恐らく、赤の他人に自分の英語を聞かれても、あまり恥ずかしいとは感じないでしょう。家族や友達など、近い関係の人に自分の英語を聞かれるのが恥ずかしいと感じるのではないでしょうか。
家族に聞かれて恥ずかしいと感じる理由の1つは、家族の中での自分のプライドでしょう。プライドゆえ、家族には「できない自分」「できないことを克服しようと頑張っている自分」を見られなくないのかもしれません。
日本生まれで日本育ちの多くの方は、外国人と話す機会がほとんどありません。そのため、たとえ画面経由のオンラインレッスンとは言え、ライブで外国人とつながって英語で話すということ自体に、どこか恥ずかしさを感じてしまうことがあります。もともと人と話すのが苦手な方にとって、相手が外国人となれば、さらに話すことに恥ずかしさを感じるでしょう。
外国人講師も自分と同じ人間なので、恥ずかしいと感じる必要はない、と理屈では分かっていても、なかなか自然に湧きあがる恥ずかしい感覚を払拭できないものです。
オンライン英会話でもっとも緊張するタイミングが、初回レッスンの始まる直前です。「あと1分、あと30秒…」と時間を待ち、ついに講師と画面が共有される瞬間、気絶しそうなくらいの緊張に見舞われる方もいるでしょう。緊張と恥ずかしさは比例する側面があるため、レッスンが始まる直前や始まった直後は恥ずかしさもピーク。
ところがレッスンが進んで5分、10分とたっていくと、さっきまでの緊張や恥ずかしさがどこへ行ったのかと思えるほど、気が楽になっていきます。まずは頑張って初回だけクリアしてみましょう。そうすれば、次回からは更に気が楽になるはずです。
初歩的なレベルで間違えれば、あなたは講師に対して強く恥ずかしさを感じるでしょう。一方で、いかに初歩的な間違いだったとしても、画面の向こうにいる講師は何も気にしていません。なぜならば、そのようなレベルの間違いをする日本人は、毎日多々見ているからです。
あなたにとっては顔から火が出るような思いだったとしても、講師は「それは正しい表現ではないので、このように言いましょう」と、淡々とレッスンを進めるだけ。笑われたり、下に見られたりすることはないので安心してください。英会話を習いたての方は、必ずと言って良いほど「最初はみんな初心者。間違って当然です」というアドバイスを受けます。聞き飽きたようなアドバイスですが、これは本当に真実です。
今、あなたの同僚に英語がペラペラの人がいたとしても、最初は初心者です。きっと、今のあなたと同じレベルの間違いをしていたでしょう。初心者だから間違って当然というアドバイスを聞き流すのではなく、改めてしっかりと噛みしめて自分に落とし込んでみてください。これだけでも、意外と簡単に恥ずかしさの壁を破れるかもしれません。
何をどうやっても恥ずかしさを乗り越えられないという方は、恥ずかしいという感覚を持ったままでも構わないので、レッスンを受講し続けましょう。たとえ恥ずかしくても、きちんと余裕復習をやって受講し続けていれば、やがて少しずつ英会話が身についていきます。
1年ほどオンライン英会話を受講すれば、旅行英会話や日常英会話には困らない程度まで上達しているでしょう。そのレベルまで英会話が上達してもまだ「恥ずかしい」という感覚が残っている人は、ほとんどいません。